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Microsoft Edge内蔵PDFリーダーがAdobeのレンダリングエンジンに切り替わる

Microsoft Edgeブラウザには、すでにPDFリーダーが組み込まれており、外部リーダーを使用せずにそのファイル形式のドキュメントを読むことができているが、2023年3月以降、新たに明らかになったAdobeとの契約により、Edgeには新しく改良されたPDF機能が多数追加される予定だという。

Microsoftによる本日の発表によると、3月からEdgeにAdobe Acrobat PDFエンジンをブラウザの内蔵リーダー内に追加するとのことだ。この追加により、Windows 10および11のEdgeユーザーは、より優れたテキスト選択と読み上げナレーションを含む、数多くのPDF機能が利用できるようになる。また、現在のPDFファイルに、より正確な色とグラフィックが追加され、全体的にセキュリティとパフォーマンスの機能が向上するとのことだ。

Microsoft Edgeで、PDFの他のファイル形式への変換や完全な編集機能など、さらに多くのPDF機能を利用したい場合は、Adobe Acrobatのサブスクリプションを購入することができる。これはEdgeブラウザー内で処理できるため、ユーザーはアップグレードのためにEdgeブラウザーから離れる必要がなくなる。

Microsoftは、新しいPDFリーダーを段階的に追加する予定であり、IT管理下のPCを対象に3月からオプトインで選択できるようにする。最終的に、Edgeに搭載されている現行のPDFリーダーは、2024年3月には廃止される予定とのことだ。

ChatGPTの機能が追加されることと合わせて、Edgeがより魅力的なブラウザとなりそうだ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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