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Windows 12では、セキュリティ向上のために「Microsoftサポート診断ツール」が廃止される模様

Microsoftが、Windows InsidersのDev Channel向けに公開した最新ビルドのWindows 11 Build 25276では、タスクマネージャにいくつかの新機能が追加されるなどしたが、その中で興味深い内容の更新が見られたようだ。

TwitterユーザーでStardockのエンジニアであるRafael Rivera氏が、この変更に気づきTwitterで共有しているが、それによるとMicrosoftは、2025年のWindowsでは、「Microsoft サポート診断ツール」(Microsoft Support Diagnostic Tool, MSDT)を廃止するようだ。

https://twitter.com/WithinRafael/status/1613622041093234689?s=20

このMicrosoftサポート診断ツールは、近年、リモートでのコード実行(RCE)に悪用される可能性があるため、脅威者に悪用される懸念があった。特に昨年、セキュリティ研究者によってFollinaとDogWalkという2つの脆弱性が発見され、そのうち1つは非公式なパッチが適用された経緯がある。

ちなみに、2025年頃というのは、Windows 12がリリースされると予想される時期と符合する。Windows 12の登場時期は以前噂されていたように、2024年頃と言われている。サポート診断ツールの廃止に伴い、何らかの代替策が提供されるだろうが、この動き自体はセキュリティ面では歓迎されることだろう。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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