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Kensington、人間工学に基づいた新たなトラックボール「Pro Fit Ergo Trackballs」と静音メカニカルキーボードを発表

Kensingtonは、CES 2023において人間工学に基づく新たなトラックボール「Pro Fit Ergo Trackballs」と、静音メカニカルキーボード「QuietType Pro Mechanical Keyboard」を発表した。

Pro Fit Ergo Trackballsは、TB450とTB550の2つのサイズで展開される。同社が先日発売した、SlimBlade Proとは異なり、どちらかというとマウスに近い外観だ。また、SlimBlade Proと異なる点は、親指操作式のトラックボールであることも挙げられる。

TB450とTB550は、どちらも親指操作式のトラックボール構造であること、Bluetoothまたは2.4GHzワイヤレス接続でWindows、macOS、Chrome OSに対応している点は同じだ。しかし、TB450は5系統、TB550は7系統のプログラマブル入力を搭載している点、また、TB550は、チルト可能なスクロールホイールも搭載し、USB-C経由で充電できるバッテリー内蔵であるのに対し、TB450は一般的な使い捨て電池を用いる点が異なっている。

どちらのトラックボールも、DPI感度や加速度、ボタンマッピングなどを調整できるソフトウェア「KensingtonWorks」を使って、入力をカスタマイズすることが可能とのことだ。

残念な所は、右手用しかアナウンスがない点だ。これについて、Kensingtonに問い合わせを行ったが、記事執筆時点では回答がない。

Kensington TB450 および TB550 Pro Fit Ergo トラックボールは、2023 年第 2 四半期に発売されるとのこと。

同時に発表になった、新型静音メカニカルキーボードMK7500Fは、主にWindowsやMacを長時間使用するプロフェッショナルをターゲットにしている。Kailh Midnight Pro Silent Tactile Switch と消音パッド (<55db) を使用して設計されており、応答性が高く静かなタイピング体験を保証してくれる。

そのMK7500F QuietType Proには、Macのカメラ操作に素早くアクセスでき、「Microsoft TeamsやZoomなどの人気の会議アプリケーションを使用した際のバーチャルミーティング体験を最適化する」という、ミーティングコントロールも付属している。

「バーチャル・ミーティングが現代のプロフェッショナルにとって『ニューノーマル』になってきており、周囲の騒音を気にせず、より正確なタイピング体験を提供するキーボードへの需要が高まってきています。「この新しいキーボードは、メカニカルキーボードの精度、快適性、耐久性とメンブレンキーボードの静粛性を組み合わせ、専用のミーティングコントロールを統合して、あらゆる職場環境で生産性を最大化するビジネスクラスのソリューションを提供します。」と、Kensingtonのカスタマー・エクスペリエンス・ディレクターであるRafi Khusro氏は述べている。

新しいキーボードの価格は発表されていないが、2023年第1四半期後半より全世界で発売予定とのことだ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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