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Android Autoのリデザインが正式にリリース

Android Autoは、Googleが2014年に発表した自動車向けエクスペリエンスだ。2022年5月のGoogle I/Oで、Android Autoの全く新しいデザインを発表した。その後数カ月を経て、同社は2022年11月、デザインを一新したAndroid Autoアプリのパブリックベータ版テストを開始した。そして今回、ついにCES 2023で、Googleは新バージョンのAndroid Autoのパブリック版リリースしたのだ。

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Android Autoの新バージョンでは、道案内、音楽、テキストなど、必要不可欠なものを同時に表示する分割画面レイアウトを特徴としている。これにより、ドライバーは、曲を一時停止したりメッセージを見たりするために、マップビューから離れ、メニューや設定を操作する必要がなくなるのだ。

Googleは、分割画面レイアウトはすべての車と互換性があり、車の画面がポートレート、ワイドスクリーン、または他のどのサイズであっても、それに基づいて再構成することができると述べている。

更にCESで、このディスプレイがドライバーにどのように見えるかについて、さらなる詳細を説明した。マップは運転席に近い画面上に配置され、ドライバーが最近使ったアプリに素早くアクセスできる「クイックランチャー」が搭載されている。新しいメディアカードには、Googleの新しい統一デザイン言語であるMaterial Youが採用され、ドライバーのお気に入りのアルバムアートをフィーチャーしている。

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ユーザーのデザインと体験のアップデートに加え、Googleはデジタルカーキーアクセスの共有も容易にしている。現在、ユーザーはPixelとiPhoneの間でデジタルキーを共有することができるが、まもなくSamsungやXiaomiのスマートフォンにも拡大される予定だ。これはすでにBMW車でサポートされているが、デジタルカーキーは今後、より多くのブランドに拡大するとGoogleは述べている。

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Honda、Chevrolet、Polestar、Volvo、その他多くのOEMが車にGoogleを組み込んでおり、GoogleアシスタントやGoogleマップ、Google Playのその他のアプリを、電話に頼らずに車の画面で直接確認することができる。

CESでGoogleは、FordやLINCOLNなど他の自動車ブランドも2023年後半にGoogleを内蔵することを示唆し、この統合サービスに関する多くのアップデートを共有している。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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