Intelの次世代14コアモバイルCPU「Core i7-1370P」がクロック周波数5.0GHzで登場

masapoco
投稿日
2022年11月29日 10:18
Intel Mobile CPU

Geekbenchのデータベースに、新しいIntelのCore i7-1370Pプロセッサがテストされているものが発見された。使用された製品名はDynabookなので、どの製品かは明示されていないが、DynabookにはタブレットやミニPCのラインはないため、紛れもなく新しいノートPCだろう。

これまで、Intel第13世代Coreモバイルプラットフォームのリーク情報は、IntelのH、HK、HX(45/55W+)シリーズに集中しており、いずれもゲーム向けのハイエンドシリーズと考えられてきた。しかし、Intelは、デフォルトのTDPが28Wの低電力Pシリーズも準備しているようで、超薄型ノートPCやハイエンドタブレット向けをイメージしているようだ。

Core i7-1370Pは14コア20スレッドで、現行モデルのCore i7-1280Pと同じ構成となっている。L1-3キャッシュのサイズも同じなので、クロックが上がっただけのリブランドとも言える。また、クロックについて言えば、このモデルは最大5.0GHzまで昇圧し、これまでのCore PシリーズSKUのどれよりも200MHz高いクロックとなっている。ただし、ベースクロックは最高ではなく、先代(i7-1270P)は300MHz高い(2.2GHz)ブーストをしていた。

性能面では、サンプルデータが不十分で、有意な比較は難しいが、限られたデータに基づけば、Gracemontコアが2つ追加されているため、第13世代Coreモデルの方がマルチコア性能が高くなることが予想される。

Intelの第12世代Core Pシリーズは、今年1月4日に発売された。したがって、後継機はちょうど1年後のCES 2023でデビューすると見られている。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • clip tasks example AdobeExpress
    次の記事

    「羊の毛を刈って」のように指示を出すと、その通りにマイクラ内で動いてくれるAI「MineDojo」についての論文が機械学習カンファレンスの賞を受賞

    2022年11月29日 12:02
  • 前の記事

    『ウィッチャー』シリーズリメイク作品はオープンワールドRPGになるとのこと

    2022年11月29日 10:08
    The Witcher Remake

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • TSMC FAB18

    TSMCの3nmノードが急成長、2024年は収益の20%以上を占める可能性

  • what is ai pc

    Intel、「AI PC」の要件は40TOPS以上の性能を持つNPUが必要と述べる、ただしMeteor Lakeはこれを満たさず

  • intel ai pc developer program

    Intel、小規模ソフトウェア開発者のAI PC向けアプリ制作を支援する新プログラムを開始

  • UXL logo

    NVIDIAのAI市場支配からの脱却を目指しGoogle、Intel、Qualcommらが協力

  • us china

    中国、政府機関のコンピュータにIntelとAMDのプロセッサー使用を禁止へ

今読まれている記事