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2022年第3四半期、3D NANDの出荷額が24.3%の大幅下落を記録

TrendForceのレポートによると、長引くPCやスマートフォンの需要軟化に伴い、2022年第3四半期も3D NANDの需要が減少した。それに伴い、メーカーも価格を下げざるを得ず、結果としてフラッシュメモリーの平均販売価格と出荷ビットが共に下落し、3D NANDメーカーの収益に深刻な影響を与えているとのことだ。

TrendForceによると、3D NANDのメーカーは2022年第3四半期に137億1000万ドル相当のメモリを供給したが、この値は、前四半期比で24.3%減と大幅な下落となっている。3D NANDのビット出荷量の減少幅が前四半期比6.7%減少だったのに対して、出荷額が大幅に減少しているのは、3D NANDメーカーが製品を販売するために価格を下げざるを得ず、平均価格が前四半期比18.3%減少したためである。

Samsungは、当四半期においても市場シェア31.4%を獲得し、NAND型フラッシュメモリのトップメーカーとしての地位を維持した。一方、3D NANDの売上高は前四半期比28.1%減となった。Samsungは、2022年第3四半期にビット出荷量とASPの両方が減少し、苦境に陥っている。

これに対し、Kioxiaは第2四半期の15.6%から第3四半期には20.6%へとシェアを伸ばすことに成功した。さらに、TrendForceのデータによると、同社の3D NANDの売上高は28億3000万ドルで、前四半期比0.1%の減少にとどまった。KioxiaのASPは当四半期に大きく低下したが、同社は消費者向けアプリケーションのメモリを大量に販売している。

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(Credit: TrendForce)

SK hynixとSolidigmを統括するSKグループのNAND型フラッシュメモリの売上高は、前四半期比29.8%減の25億4000万ドルとなった。この結果、同社のシェアは第2四半期の19.9%から18.5%に低下した。また、第3四半期は、主にSK hynixが販売するコンシューマー向けメモリーやソリッドステートドライブの売上と、主にSolidigmが販売するエンタープライズ向けSSDの出荷が低迷し、SKグループの立場が大きく弱まった。

Western DigitalとMicronは、それぞれ前四半期比28.3%、26.2%減となり、両社とも2022年第3四半期にKioxiaにシェアを奪われ、同様の業績となった。

3D NANDの小規模メーカーは第3四半期に最も苦しみ、売上高が前四半期比37.1%減となった。その結果、彼らは現在、2022年第2四半期から1%減の4.6%のシェアとなっている。。

TrendForceは、第4四半期も需要の低迷が続いており、3D NANDのウエハース着工数の削減もすぐに緩和されるとは予測されていないため、3D NANDの売上高は減少すると予想している。その結果、アナリストは需要の低迷と中国でのロックダウンにより、3D NANDの契約価格が前四半期比20~25%下落すると予想している。また、Samsungはライバルと異なり、3D NANDの減産を発表していないため、第4四半期以降の3D NANDの生産計画は不明である。

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この記事を書いた人

TEXAL管理人。学校の授業でMS-DOSを使っていたくらいの年代。Windows95の登場で衝撃を受け、テクノロジー業界に興味を持つ。以来ガジェット・ゲーム情報を追い続けてうん十年。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題も大好き。

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