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Vivo X90シリーズが発表、Snapdragon 8 Gen 2 及び Dimensity 9200 を初搭載、

MediaTekQualcommが毎年恒例のフラッグシッププロセッサを発表したばかりだが、Vivoが予告通りそれらを搭載したX90シリーズを早々に発表し、それぞれDimensity 9200プロセッサとSnapdrasgon 8 Gen 2コンピューティングプラットフォームの使用を明らかにした。

Vivoは今回、Vivo X90、X90 Pro、X90 Pro Plusの3機種をリリースした。

X90シリーズでは、従来のデザインとは対照的に、背面カバーを2分割したステンレスフレームを採用し、どこか少し前のデジカメのようなイメージに仕上げられている。

このシリーズのフラグシップモデルとなるのはVivo X90 Pro Plusで、同社は現時点で間違いなく最高のAndroidスマートフォン用チップである最新のSnapdragon 8 Gen 2を初めて採用している。12 GB の RAM と 256 GB または 512 GB の新しい UFS 4.0 ストレージを搭載しており、リフレッシュレート120Hzの6.78インチAMOLED E6パネル、4,700mAhの大容量バッテリー、80Wの有線充電、50Wのワイヤレス充電も搭載されている。

加えて、Vivo X90 Pro Plusは、光学系も優れた性能を備えている。5000万画素の1インチSony製IMX989カメラセンサー、5000万画素のSony製IMX758 2倍望遠レンズ、6400万画素の3.5倍潜望鏡カメラが搭載されている。さらに、4800万画素の超広角カメラも搭載し、超広角以外のすべてのカメラに光学式手ブレ補正が搭載されている。

また、カメラはドイツのCarl Zeiss社と共同開発しており、特別な撮影モードが搭載されているとのことだ。

加えて、Vivo X90 Pro Plusには、Qualcomm 3D Sonic Max指紋センサーとともに、IP68等級も備えている。

より安価なVivo X90とX90 Proは、両機種ともMediaTek Dimesnity 9200を搭載しており、画面サイズは同じだが、解像度が低く、光学式ディスプレイ内指紋センサーを搭載し、X90についてはワイヤレス充電は備えていない。

「X90 Pro」は、5000万画素の1インチセンサーが搭載され、5000万画素の望遠レンズも搭載されているが、標準モデルとなる「X90」は、Sonyと共同でカスタマイズしたVCS IMX866センサーを搭載した3200万画素のインカメラ、5000万画素の広角と1200万画素の光学2倍ズーム、1200万画素の超広角カメラがそれぞれ搭載されている。

充電については、X90は4810mAh、X90 Proは4870mAhのバッテリーで120Wの有線急速充電に対応、X90 Proはさらに50Wのワイヤレス急速充電に対応している。

Vivo X90 Pro Plusは、12GB/256GB のベース モデルが 6,499 元 (~910 ドル) 、12GB/512GB のオプションでは 6,999 元 (~980 ドル) となる。

Vivo X90は、8GB/128GBが3,699元(~518ドル)から始まり、12GB/512GBのオプションは4,999元(~700ドル)までとなる予定だ。一方、X90 Proは、8GB/256GBモデルが4,999元(~700ドル)から、12GB/512GBモデルが5,999元(~840ドル)となっている。

Vivo X90 シリーズは現在中国に限定されているが、今後グローバル展開される可能性もあるため、期待して待とう。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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