AV-Comparativesのアンチウイルス保護テストにおいてWindows Defenderが大健闘

masapoco
投稿日
2022年11月18日 11:31
windows defender logo

AV-Comparativesは、アンチウイルスプログラムの実際の使用環境下におけるPC保護能力を計測するテストにおいて、Microsoft(マイクロソフト)がWindows標準として無料で提供している、「Windows Defender」が優秀な成績を収めたことが分かった。

アンチウイルスプログラムのパフォーマンスへの影響を測定するパフォーマンステストとは異なり、今回行われたリアルワールドテストでは、実際の脅威を検出しブロックするマルウェア対策ソリューションの能力が測定される。また、このテストでは、ユーザー依存のものも含め、誤検知の数も測定される。これらはFPスコアで数値化され、スコアが高いほど悪いということになる。ユーザー依存の誤検出は半分の点数で評価される。

FPスコアは、7つの誤検出があったWindows Defenderを含む、テストされたすべての製品のFPスコアを見ることができる。

これによると、Trend Micro(トレンドマイクロ)やNorton(ノートン)と言った老舗メーカーよりもWindows Defenderの方が優秀な結果を残している。(KasperskyやESETには劣るが)

次に、各製品がブロックに成功した悪意のあるサンプルテストケースの数を測定する「保護率」は以下の通り。全テストケース626件のうち、Windows Defenderが検知・ブロックできたのは623件だった。

結果として、AV-ComparativesはMicrosoft Windows DefenderにADVANCED+の評価を与えている。全体として、ちなみに、FPスコアでは優秀だったESETは626のうち7回検出され、最悪の結果となっている。一方、Malwarebytesは、6回の侵害に加え、誤検出が最も多かったため、最悪の認証、すなわちTESTEDを獲得した。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • mars sample return mission 1
    次の記事

    火星探査の未来はヘリコプターに託された

    2022年11月18日 11:57
  • 前の記事

    iPhoneで三脚を使わず、1カ所に留まらなくてもタイムラプス撮影ができるアプリ「ReCapture」が登場

    2022年11月18日 10:40
    recapture 1

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • snapdragon x elite hero

    Qualcomm、「Snapdragon X Eliteを搭載したノートPCでほとんどのゲームが実行可能になる」と発表

  • Android apps on windows 11 4

    Microsoft、Windows 11上でAndroidアプリを実行する機能を終了へ

  • 1 Before and After

    Microsoft、生成AIを活用した消しゴム機能をWindowsフォトアプリに追加

  • vlc adds rtx video super resolution

    Windows 11の次期アップデートではAI超解像機能が多くのアプリに適用される?

  • windows 11

    Windowsの2024年メジャーアップデートは「Windows 12」ではなく「Windows 11 24H2」のようだ

今読まれている記事