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Lucid Motors、ラグジュアリーSUV「Gravity」の新画像を公開

アメリカ・カリフォルニアに本拠を置くEVメーカーであるLucidは、その第2弾モデルであるSUV「Gravity」の新たな画像を公開した。

プレミアムEVメーカーの第2の主力車は、同社がAirセダンを公式に発表したビデオの最後に初めて予告して以来、ほとんど秘密にされたままになっていた。

これまで外観に関する情報はほとんど明らかにされず、出てくる情報は開発の進捗状況に関する物ばかりだった。だが今回、ティザーではあるがついに外観の一部が明らかになり、この特異なSUVの一部が明らかになったわけだ。

フロントマスクのランプや水平排気口、リアのテールライトなど、Airのデザインが引き継がれることが写真から明らかとなった。3列シートのキャビンは非常に広く見え、セダンのグラスキャノピールーフは、更に大きなバージョンが提供されるようだ。

さらにLucidによると、Gravityは「スーパーカー並みのパフォーマンス」を発揮するという。パワートレインの詳細はまだ明らかにされていないが、複数の電気モーターが搭載され、出力は1,000ps以上になる可能性もありそうだ。次期Air Sapphireに搭載される1,200psを実現する新型トライモーターが搭載されることはないだろうが、それに近い性能を発揮してもおかしくはないだろう。

座席は、2列または3列の構成が用意され、最大7人が乗れるこのSUVは、Airを除く「市場のどのEVよりも」航続距離が長くなるという。Air Sedanが836kmの航続距離を実現しているため、それと同等か、超えてくる可能性もある。ちなみに、Teslaで最も航続距離の長いモデルSは、651kmと、Lucidに比較すると控えめだ。

CEOのPeter Rawlinson(ピーター・ロウリンソン)氏は、「Gravityは、我々がこれまでに達成したすべてのことを基礎とし、社内技術をさらに進化させ、他にはないラグジュアリーパフォーマンスSUVを創造すします。Lucid Airがセダンのカテゴリーを再定義したように、GravityもラグジュアリーSUVの世界に衝撃を与え、全体的に新しいベンチマークを設定するでしょう。」と述べている。

Lucid Gravityは2023年に予約受付が開始され、2024年中の納車を目指すとのことだ。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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