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ベヨネッタ3を降板になった声優が自分自身への批判に対し反論

声優のHellena Taylor(ヘレナ・テイラー)氏は当初、『ベヨネッタ3』のベヨネッタ役として、「4,000ドルのオファーしか提示されず、侮辱的な扱いを受けた」として、Twitterでこのことを公にし、開発元のプラチナゲームズに対する批判を繰り広げた。結局『ベヨネッタ3』では、ベヨネッタ役として新たにベテラン声優のJennifer Hale(ジェニファー・ヘイル)氏が起用され、プラチナゲームズは批判を受けてしまったHale氏を支持する声明を出していた

だが、Taylor氏の主張が広まった後、Bloombergは、彼女の訴えとは異なり、実際には約15,000ドルを提示されていたとする報道を行った。これを受けて、Taylor氏はこれが間違いではないと認めた。Taylor氏は当初、3作目のベヨネッタを演じるために合計1万ドルのオファーを受けたが、低すぎると判断し、ベヨネッタ3のディレクターである神谷英樹氏に手紙を書き、自分の価値に見合った報酬を支払うよう依頼したと述べている。

Taylor氏は、「クリエイターである彼ならわかってくれると思ったんです。彼は、私のゲームへの貢献をどれだけ評価してくれているか、ファンがどれだけ私に声を当ててほしいと思っているかを書いてくれました。」と語っている。さらに彼女は、プラチナゲームズからさらに5,000ドル、合計15,000ドルのオファーを受けたが、それを断ったという。そしてTaylor氏は、「11ヶ月間、彼らから何の連絡もありませんでした。その後、彼らは一律4,000ドルでいくつかのセリフの声を担当することを提案してきました。」と述べている。

報道にあった、5回のレコーディングで4000ドルを提示されたという主張は、彼女自身の言葉を借りれば「まったくのでっち上げ」だという。さらに、彼女は6桁の支払いで交渉したことも否定している。「25万ドルを要求したことや、売上の何%かを要求したことは、全くの虚構です。」

英語版のファンとしては残念な結果ではあったが、新しい声優のHale氏に対する評価も高いようだ。

ゲームの内容以外の所で話題にもなってしまった『ベヨネッタ3』は、本日無事に発売となった。日本語版の声優は、従来通り田中敦子氏が務めている。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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