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『The Callisto Protocol』の描写がグロすぎて日本で発売中止に

The Callisto Protocol』は、『Dead Space』の開発者が集い、魅力的なストーリーと恐怖体験を目指して作り上げられた。このゲームは、主人公が宇宙刑務所でいくつかの恐怖に立ち向かうという、プレイヤーに新しい体験をもたらすことを目的としている。また、残酷な死の描写や突然変異体の襲撃によるホラー体験など、多くのグロテスクな描写が話題だった。

主人公が、機械に巻き込まれてグチャグチャに潰されて死ぬシーンや、変異体に頭をかじられて死ぬシーンなど、そこまでこだわるかと言ったグロ描写に驚かされる。

だが、その描写が強烈すぎたようだ。日本のCEROは、『The Callisto Protocol』がCERO認証を与えなかった。残念ながら、日本のCEROはホラーやグロに関して非常に厳しい規則を持っている。このゲームは、暴力的で生々しい内容が多すぎるという理由で不合格となった。

Striking Distance Studioは、グロ描写を減らす、検閲すると言った方法では、本来の体験を提供出来ないと判断し、『The Callisto Protocol』日本語版の発売を中止することを決定した。これは、同ゲームの日本版Twitterアカウントで発表された。

中止にあたって、既に予約しているユーザーに対しては返金対応がなされるとのことだ。

海外版はこの影響を受けず、PlayStation 5とXboxシリーズのコンソール版はリージョンロックされていないため、日本のプレイヤーは引き続き『The Callisto Protocol』をプレイすることができる。ゲーム雑誌『ファミ通』はタイミング悪くプレビュー記事を掲載したが、すぐに修正を余儀なくされた

『The Callisto Protocol』は、2022年12月2日にSteamとEpic Games Storeを通じて、PlayStation 5、PlayStation 4、Xboxシリーズ、Xbox One、PCで発売される予定だ。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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