SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)が、かつてPlayStationで発売され、人気を博したホラーゲーム『パラサイト・イヴ』の新プロジェクトを示唆するような商標を日本で新たに申請した事が明らかになった。
今回SQUARE ENIXが商標登録したのは「Symbiogenesis(共生)」という単語だが、この単語の意味は2つの別々の生物が融合して1つの新しい生物を形成するプロセスを表すものだ。このSymbiogenesisというプロセスは、『パラサイト・イヴ』のストーリーの根幹となる事から、このゲームに関連するものと見られる。
『パラサイト・イヴ』の完全な新作となるのか、それとも旧作の移植にとどまるのかは、現在のところ不明だ。また、実際には商標が登録されただけで、SQUARE ENIXが何もしない可能性もある。
ただ、SQUARE ENIXの最近の動きとして、古いフランチャイズを蘇らせる動きをしていることは注目に値するだろう。例えば『ヴァルキリープロファイル』シリーズは9月に新生 『ヴァルキリーエリュシオン』 が発売され、『タクティクスオウガ』 は来月『タクティクスオウガ リボーン』 としてリマスターされる予定だ。
ゲーム『パラサイト・イヴ』は、1995年に瀬名秀明氏が発表したホラー小説が原作で、1998年に初代プレイステーションで『パラサイト・イヴ』のビデオゲームとして発売された。その後、1999年に『パラサイト・イヴII』、2010年に『The 3rd Birthday』がPlayStation Portableで発売されている。