『ベヨネッタ』の英語版声優が“待遇が侮辱的”であるとして『ベヨネッタ3』の購入ボイコットをユーザーに訴える

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日本でも、アニメ業界では、不当に安い賃金でアニメーターが搾取されている、声優も上位の人以外は収入も不安定で、中にはアルバイトを掛け持ちでやっているなど、業界の構造的なことも絡み、よく問題として取り上げられているが、どうやらこれについては日本以外でも問題になっているようだ。

プラチナゲームズの人気アクションゲーム『Bayonetta(ベヨネッタ)の初代声優Hellena Taylor(ヘレナ・テイラー)氏は、同名のキャラクターを再び演じるために提示された金額がどれだけだったか、そしてそれに対して彼女が憤り、最終的にオファーを断ったことを明かし、ファンにベヨネッタ3の購入ボイコットを促した。彼女がベヨネッタの声優に戻らなかったのは、ゲーム全体の作業に対して4,000ドル(約60万円)のギャラしか提示されなかったからだという。

「ベヨネッタのフランチャイズは、およそ4億5000万ドルを売り上げましたが、これにはグッズを含んでいません。俳優として、私は合計7年半の間、訓練を受けました。ロンドン音楽演劇アカデミー(LAMDA)で3年間、ボイスコーチのBarbara Berkeryと、ロサンゼルスの伝説的なLarry Mossと4年半の訓練を受けた。彼らは、これにどんな価値があると考えたでしょう?彼らは私にいくら払うと言ったでしょう?最終的に提示されたのは、ゲーム全体で、4,000米ドルだったのです。」と、Taylor氏はTwitterの動画で主張した。

彼女は、このギャラの提示は自分に対する侮辱であり、自分の経験に見合った生活できる賃金を求めているだけだと述べた。更に、Taylor氏は、ゲームに使うはずだったお金を、チャリティーに寄付するようファンに呼びかけた。

「車を走らせる余裕もない」ため、秘密保持契約違反に関する法的措置の可能性を恐れておらず、プラチナゲームズ専務の神谷英樹氏に、日本語で不満を伝える手紙を出したと語っている。神谷氏からの返事は、彼女のスキルを褒めているようだが、ファンが彼女の復帰を熱望していたのに、4,000ドルという金額を提示されただけだったという。Game Informerのインタビューで、ゲームディレクターの宮田悠介氏は、テイラーが再演できなかったのは「様々な状況が重なったから」だと語っている。

これに対して、Taylor氏は、「プラチナは、私が忙しいから、うまくいかないからと生意気なことを言いましたが、私には時間しかなかったのです。」と、プラチナゲームズの発言は虚偽であると述べている。

The Vergeは、ゲームを発売する任天堂とTaylor氏に正式なコメントを求めたが、まだどちらからも返答はないとのことだ。しかし、Taylor氏の動画を受けてか、この件に関係あるのかは不明だが、Bayonettaシリーズのクリエイターを務める神谷英樹氏は、「不真面目な態度が悲しい、嘆かわしい。今、私が言えることはそれだけです。」と直近でツイートしている。

このツイートが、Taylor氏の発言についてのものであれば、Taylor氏の主張について神谷氏と認識の齟齬が生じている可能性があるだろう。

今回の件は、有名作品の主役が交代したこと、Taylor氏自身がTwitter上で直接訴えこともあり、拡散され話題を呼んでいる。オンライン上では、彼女の再起用を求めた署名活動も行われており、一定数のファンが支持している格好だ。

とはいえ、神谷氏自身も上記の通り発言をしており、双方共に意見の対立があり、第三者からは事態の真実がどこにあるのか判断しがたい状況だ。

海外のファンとしては、自体が丸く収まり、無事作品の発売が行われる事が何よりも望ましいだろう。

ちなみに、日本語版のベヨネッタの声優は、これまでのシリーズ作品に引き続き田中敦子氏が担当する。『ベヨネッタ3』は、Nintendo Switch向けに10月28日発売予定だ。

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