キャデラック、4500万円超えの高級EV「Celestiq(セレスティック)」を公開

(Image Credit: Cadillac)

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GMの高級車ブランドであるCadillac(キャデラック)は、1年半以上前から予告していた次期セダン「Celestiq(セレスティック)」に関する多数の新情報を公開した。Cadlillacは、Celestiqをこれまでで最も技術的に進んだ、最も豪華な車と表現しており、同様に最も高価な車となる可能性もあるとのことだ。

Cadillac Celestiqは、2024年に納車が開始されると、Cadillacのブランドでは、初期顧客に届き始めたばかりのLyriqに次いで2番目のBEVとなる。Cadillacは2021年初頭、この超高級電気セダンのニュースを、ユニークな「スマートガラス」ルーフを紹介する画像とともに初めて公開していた。同社は当初から、2台目のBEVモデルを、ハンドクラフトの素材をまとったフラッグシップカーとして宣伝していた。

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(Image Credit: Cadillac)

このEVは、ハンドメイドの超高級車によくある少量生産に対応した設計になっているという。Cadillacの「少量生産」がどの程度のものかはまだ不明だが、その設計技術やハンドビルド生産から、一般的なEVよりもかなり高価なものになると推測されます。

7月にCelestiqの全貌が明らかになったとき、30万ドル(4,500万円)の値札が付くとの噂があった。この価格はCadillacであっても高価であり、眉唾として受け止められたが、今日の発表によれば、30万ドルは単にスタート価格であり、顧客の「パーソナライゼーションのレベル」に応じて、そこから上昇する可能性があることを確認することができた。

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Close-up of the Cadillac CELESTIQ front driver’s side while charging.(Image Credit: Cadillac)

今回、Celestiqの発表にあたり公開された膨大なプレスリリースを見る限り、このラグジュアリーカーに対するCadillacの意気込みが垣間見える。

Celestiqを象徴する言葉は、まさに「パーソナライゼーション」だろう。顧客は自分の選んだディーラーとCadillacのデザイナーと直接協力して、自分だけのオンリーワンのモデルを作ることができるのだ。Cadillacのグローバルバイスプレジデント、Rory Harvey(ローリー・ハーヴェイ)氏は以下のように語っている。

Celestiqは、これまでのCadillacにはなかったものであり、お客様の体験も同様に卓越したものです。各車両は、オーナーの個性を表現し、最先端のテクノロジーを駆使して、ドライビングエクスペリエンスをパーソナルで実りあるものにします。ハンドビルドの車両は、毎年全世界で極めて少ない台数しか提供されず、専用の申告プロセスにより、セレスティックはまさにカスタムメイドのオンリーワンとなるのです。お客様一人ひとりが、思い通りのクルマに仕上げるためのパーソナライズされた旅を体験していただけます。

性能についてだが、Celestiqは111kWhのバッテリーパックとデュアルモーターAWD推進システムを搭載し、GMのUltiumプラットフォームが採用される。GMは、このEVが600psと867Nmのトルクを発揮し、フル充電での航続距離は約483kmになるとしている。

Cadillacによると、CelestiqがUltiumプラットフォームの最初のEVではないものの、航続距離と性能を最適化するために特別に調整されたフロント11.59:1、リア11.63:1のギアレシオによって、ユニークな実装となるとしている。Celestiqの0-100km/h加速は3.8秒とのことだ。

Cadillacは、このプラットフォームに加えて、磁気ライドコントロールや速度変化時の空力特性を改善するアクティブリアスポイラーなど、Cadillac史上最も高度なサスペンションとパフォーマンスシステムを搭載しているとしている。

GMのUltiumプラットフォームは、この高級セダンに最大200kWの充電を可能にし、DC急速充電器で10分以内に125kmの航続距離を実現する。

Celestiqのユニークなデザイン

Celestiqは、デザインも特徴的だ。最も象徴的なのは、グラスルーフであるが、やはり30万ドルという価格が付くだけあり、高価な素材もふんだんに用いられている。また、最先端のテクノロジーにより、まさにCadillacの未来を体現したデザインと言えよう。

  • 固定式スマート グラス ルーフ
    • 業界初の機能であるサスペンド パーティクル デバイス テクノロジー。マルチカラーのアンビエント ライティングと演出が、エクステリアと、4 つのゾーンからキャビンに入る光の量との相互作用を生み出す。
    • ゾーンの色合いレベルは、不透明度の最も暗いレベルである 1% 未満から、従来のサンルーフの標準的な色合いレベルである 20% までの調整が可能。
  • 材料:
    • カーボンファイバーは、エクステリアのいくつかの領域に採用されている。目に見える金属面は、アルミニウム グリル、ヘッダー、ロッカー、テールランプ、ヘッドランプ トリム、つや消しアルミニウム ボディサイド トリム、アルミニウム eTrunk ライニング、つや消し金属リフト ゲート開口部など、金属マテリアルが採用されている。
  • 外部照明:
    • Celestiq のアニメーションのすべての光点は、他の車両のような光の列ではなく、独自の光源だ。EV 1 台あたり 1,600 個を超える個別の LED が搭載される (販売市場によって異なる)。Cadillac初のデジタル マイクロミラー デバイス ヘッドランプは、片面 130 万ピクセルを備えている。
  • 照明振り付け: 
    • Cadillac クレストのフロントを照らすことで、所有者が離れた場所にいるときに、車両がその所有者を歓迎する。その後、ブラック クリスタル シールド グリルの中央からヘッドランプに光が移り、車両がパワーアップしているような印象を与える。
  • 没入型インテリア照明:
    • 450 を超える個別の LED を備えているため、ドライバーは各インテリア ゾーンの色の選択をパーソナライズするか、車両が照明の組み合わせをキュレーションして全体を調和させることができる。Celestiq には 18 の異なる照明アニメーションが含まれている。
  • 手仕上げの金属細工 と手巻きの革
    • Cadillac Celestiq 全体の金属要素の多くは、細かいフライス加工、陽極酸化、および手作業による最終研磨などの詳細および仕上げ作業が行われる。更に職人が手作業で革を巻いていく。
  • ユニークな色:
    • 顧客は、素材と仕上げに関連するすべての色の決定に関与し、Cadillacのデザイン チームと一致する新しい色または塗装を開発する機会が与えられる。これにより、エクステリアとインテリアの色、素材、仕上げを無限に選択して、真にオーダーメイドの車両を設計することもできる。
  • インフォテインメント:
    • キャデラック Celestiq のインテリアの中心は、ピラーからピラーまでの 55 インチの対角 HD ディスプレイだ。1 つのガラス ペインの下に 2 つの別個の画面が含まれている。運転席側は 8K 画面に匹敵するピクセル密度を持ち、助手席側では乗員がメディアを再生したり、インターネットを使用したり、スマートフォンを接続したりできる。
    • 後部座席の乗客の前には、前席の背もたれに取り付けられた 12.6 インチの対角線ディスプレイがある。
  • サウンド体験:
    • Celestiq は、3 つの外部スピーカーを含む 41 のスピーカーを提供する。キャビン内の 38 スピーカー AKG スタジオ リファレンス オーディオ システムは、プロのオーディオ エンジニアによってカスタム調整されており、3 つの個別のアンプを使用して 30 チャンネルに電力を供給し、完全なオーディオ没入感を実現する。このシステムは、3D サラウンド、車両騒音補正、会話強化、および電話ゾーンを備えている。
    • EV には、Cadillac初の車両エクステリア サウンド システムも導入されます。このシステムは、運転中にCadillacが精選した推進音を提供する。
  • ウルトラクルーズ:
    • Celestiq は、最新のハンズフリーの高度な運​​転支援技術である Ultra Cruise を搭載して登場する。必要なすべての Ultra Cruise ハードウェアが装備され、2024 年の無線更新により、将来の段階的な成長が可能になる。

Celestiqs は、ミシガン州ウォーレンにある GM のグローバル テクニカル センターで製造される。66 年前に開設されて以来、このサイトで製造される最初のEVであり、自動車メーカーはそれを実現するために 8,100 万ドルを投資しているという。

生産は 2023 年 12 月に開始される予定であり、Cadillacは計画されている車両の総生産量を共有することはせず、 1 日あたり 2 台の EV のみを生産する予定であると語っている。

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