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独特の円筒形ローターにより推進するスーパーヨットが、これまでのヨットのイメージを覆す

3deluxeというドイツのデザイン会社が、新しい低炭素型スーパーヨットのコンセプト「FY.01」を公開した。恐らくこのヨットのデザインは、これまで多くの人々が見たことのない特殊なものだろう。FY.01は、回転円筒「フレッツナーローター」によって、その独特な美しい外観と、環境性能を両立させている。

ドイツのヴィースバーデンを拠点とするこのスタジオの全く新しいコンセプトは、忘れ去られていた「フレッツナーローター」テクノロジーの利点を活用した双胴型スーパーヨットだ。

この船は、この歴史的な技術を現代のスーパーヨットのデザインに取り入れたもので、ゼロエミッションという最終的な目標に向けて業界を支援することを目的としている。

約100年前に開発された技術「フレッツナーローター」は、回転する垂直パイプを利用して、風力エネルギーを高効率の横力に変換する。これは、テニスのトップスピンや野球のカーブボールが回転によって方向を変えるのと同様の作用で、マグナス効果を利用したものだ。

近年では忘れ去られていた技術だが、より効率的で実行可能な新素材の利用により、現在では実用船会社が燃費を大幅に向上させるために大型商船に搭載し始めるなど、復活の兆しを見せている。

スーパーヨット「FY.01」は、屋根に設置された白いソーラーパネルで発電した電気を動力源としている。風の状態によっては、ローターが生み出す力は、同サイズの帆を凌駕する。この船の軽量シリンダーは、持続可能なNFC天然繊維複合材によって構成され、高さは最大40mに達する。

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最新のステアリングやナビゲーションシステムと組み合わせることで、ヨットのエネルギー消費量とCO2排出量を最大40%削減することができるという。そのため、FY.01の双胴船のボディに搭載された電気ハイブリッドドライブの効率を最適化し、高効率のバッテリーで必要なエネルギーをより長時間供給することも可能になっている。

船の外観についても、デザイナーは、フレッツナーローターが持つ独特でソリッドな外観を、ヨットのサステナビリティを可視化する機会として取り入れた。

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高さ100mの双胴船の上部構造には、高さ約30mの軽量ローターが3つ、三角形に配置されている。この特徴的な双胴船は、従来のヨットやモーターヨットとは一線を画した、まったく新しいタイプのヨットの登場を予感させる。

さらに、このヨットのデザインは、船体中央の保護されたアトリウムエリアを経由して船体をまたぐ自由水域のインフィニティプールや、ファイヤーピットラウンジと浅い海水プールを提供する船首先端など、多目的に使用できるオープンデッキも提供されている。

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また、トップデッキに組み込まれた垂直型の温室は、隣接するオープンキッチンに新鮮な食材を供給するためのものであることも特徴だ。このキッチンは、従来の船内の調理室を一箇所に集め、船上での交流の場として重要な役割を果たすという。

ミッドシップには、リビングルーム、オーナー専用エリア、インドアダイニングエリア、小さなインドアパーク、操舵室がある。さらに、2つの船体には、広々としたゲストルームとクルールーム、サステイナブルな駆動技術、バッテリーストレージ、燃料電池を搭載し、十分なスペースを確保しているとのことだ。

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これら、先進的な技術により、エネルギー消費量の大幅な削減と、最大40パーセントのCO2排出量削減を実現している。また同社は、エンジニアリング戦略を重視し、開放的で光にあふれた空間を最大限に活用することを目指したエコフレンドリーなヨットコンセプト「VY-01」も発表している。

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この記事を書いた人

TEXAL管理人。学校の授業でMS-DOSを使っていたくらいの年代。Windows95の登場で衝撃を受け、テクノロジー業界に興味を持つ。以来ガジェット・ゲーム情報を追い続けてうん十年。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題も大好き。

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