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iPhone 14 Proのカメラセンサーがこれまでと比較してどれだけ巨大化しているか、分解により判明

これまで何年もかたくなに1,200万画素センサーの採用にこだわってきたAppleが、ついにiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxで4,800万画素センサーを採用し、大きな一歩を踏み出した。同社はこのセンサーについて、画素数くらいしか詳しい情報を明らかにしていないが、センサーサイズが大きくなっているであろうことは、カメラユニットの巨大化からも明らかではあった。では、実際どの程度差があるのだろうか?これについて、Twitterで分解動画が公開され、iPhone 13 Proからの進化が明らかになった。

公開された動画では、分解にとどまらず、この新たなカメラセンサーがどのようなものかを視聴者に示すために、本人がハンダごてを使って4,800万画素カメラの金属ハウジングのハンダ付けを解除している様子が映っている。

最終的にセンサーを取り外した後、iPhone 13 Proのカメラと比較されるのだが、その大きさは明白だ。表面積が大きくなったことで、より多くの光を通すことができ、より詳細なディテールを捉えることができるようになり、同時にノイズも少なくなっている。

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(Image Credit: fix Apple)

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxのカメラのセンサー面積が大きくなったことは、低照度下での撮影にも役立つだろう。今回の動画ではこの2つのセンサーサイズの違いについては、正確に数値を出していないが動画から見てみる限りは、新しい4,800万画素センサーは、昨年のモデルに搭載されたセンサーよりも60%程度大きくなっていると推測される。この差が、カメラユニット全体の大型化にも繋がったのであろうことがうかがえる。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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