『原神』が、ここ数年のゲーム業界最大のサクセスストーリーの1つであることは疑いようもないだろう。リリースから2年の時を経て、今なお世界のモバイルゲーム市場を席巻する同作は、その世界観をゲーム以外にも広げるようだ。
このたび、HoYoverseは、日本のアニメーションスタジオufotableと共同で、『原神』のアニメーションプロジェクトを進めていることを明らかにした。発表に際し公開された「コンセプトPV」では、ゲームでおなじみの主人公やパイモンの姿が、ufotableならではのクオリティの高い美麗な映像で描かれ、期待の高まる内容となっている。
近年、多くのゲームがアニメ化されている。『サイバーパンク2077』のスピンオフ作品『サイバーパンク:エッジランナーズ』はNetflixでアニメ化され、『鉄拳』のアニメ化も決定している。そんな中、『原神』のような人気作品で、アニメとも親和性の高い作品について、むしろアニメ化がされないことを不思議に思っていた人も多かったことだろう。だがやはり、アニメ化は計画されていたのだ。
『原神』のアニメについては、公開時期は一切明らかにされていない。この予告編はコンセプトを紹介しているに過ぎず、ufotableとのコラボレーションが「長期プロジェクト」であることを考えると、第1シーズンが始動するまでには時間がかかるかもしれない。
この『原神』アニメの公開と同時に、HoYoverseは9月28日に配信されるバージョン3.1の詳細も公開した。このアップデートでは、新地域「スメール」が拡張され、ゲームのメインストーリーが継続される。。デシュレ王の霊廟、ダンジョン、新しいアーコンクエスト、より多くの武器、3人のプレイアブルキャラクター、2人の新ボスなどが導入される予定だ。一方、HoYoverseはバージョン3.3で常設のカードゲームモードを追加する予定だ。