富士通が1.2Tbpsの転送速度に対応する光伝送技術を開発 – 1秒間に6枚のブルーレイディスクを転送することが可能に

富士通は、世界に先駆けて光1波当たり1.2Tbpsの大容量データ通信が可能なデジタルコヒーレント光伝送技術の開発に成功し、製品化のめどを付けたことを発表した。同社によると、この光伝送技術は、LSIデジタルシグナルプロセッサの新プロセスを採用し、光伝送速度を1.2Tbpsに高め、1秒間に最大25GB、ブルーレイディスク6枚分のコンテンツの転送を可能にするとのことだ。

この新しい光伝送技術では、消費電力を120mWに抑えたことで、冷却装置の必要性を3分の1に減らし、CO2排出量を最大70%削減できるため、カーボンフットプリントの割合も減らすことができるという。また、富士通は冷却方式を空冷から液冷に変更し、冷却装置の占有面積を減らし、冷却効率を向上させている。

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さらにこの技術では、機械学習により光学部品の動作状況を分析し、光伝送プロセスでデータの伝送方法をリアルタイムに調整することで、伝送効率が最大となるように動作電力を最適化し、データを正しく伝送できるようにする。また、富士通は、この技術が800Gbpsの既存システムと比べて最大4倍のデータ転送距離に対応できることを強調している。

ネットワーク伝送の需要が増え続け、世界中でネットワーク上でやり取りされるデータ量が増加するにつれ、光伝送によるネットワークデータ交換の重要性が高まっています。富士通は、開発が順調に進めば、この光伝送技術を2023年度上期に実用化するとしている。

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この記事を書いた人

TEXAL管理人。学校の授業でMS-DOSを使っていたくらいの年代。Windows95の登場で衝撃を受け、テクノロジー業界に興味を持つ。以来ガジェット・ゲーム情報を追い続けてうん十年。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題も大好き。

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