A・A・ミルンによる童話『クマのプーさん』を原作(?)としたホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey』の予告編が公開された。
クリストファー・ロビンが大学進学を機に、プーさんとピグレットを森に置き去りにしてしまったことで、野生化した彼らが食料を求めて人を殺していくというストーリーのようだ。
こんなぶっ飛んだ映画が登場した背景には、『くまのプーさん』が、2022年初頭、パブリックドメインになったことが関係している。これにより、創作物がディズニーからストーリーやキャラクターの要素を借りない限り、クリエイターが好きなように扱えるようになったのだ。プーさんが映画で赤いシャツを着ていないのも、ティガーが登場しないのも、それらは著作権で保護されてためなのだ。
『Winnie the Pooh: Blood and Honey』はイギリスで10日間撮影され、5月に制作が終了した。監督はRhys Frake-Waterfield、制作は英国に拠点を置くJagged Edge Productionsが担当している。同社は以前、不吉なハンプティ・ダンプティの映画『ハンプティ・ダンプティの呪い』や『イースター・バニー・マッセイカー』を制作している。
Blood and Honeyは、世界中のDVDやビデオ・オン・デマンドで「もうすぐ」発売される予定だが、具体的な発売日はまだ発表されていない。