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NVIDIAの新型GeForce RTX 4080の仕様は23Gbpsの16GB GDDR6XメモリとTBP340Wになるか?

NVIDIAの次期GeForce RTX 4080グラフィックスカードの仕様については、既に多くのリークがなされているが、発売が近付くに連れて更に多くの情報がもたらされている。RTX 30XXシリーズ「Ampere」の正確なリークを多く行ってきた実績あるリーカーのKopite7kimi氏によると、NVIDIAはMicronの高速なGDDR6Xメモリモジュールを搭載し、4080は23Gbpsのダイを搭載すると伝えている。また、それに伴い、TBPも若干高くなり、従来の320Wという数値から340Wに上がっている。これはTDPではなく、ボードの総電力であることに注意が必要だ

これは、21 Gbpsと記載されている以前の仕様よりもアップグレードされており、おそらくフラッグシップのRTX 4090も同様のメモリ速度になると思われる。

残りのスペックに変更はなく、このモデルでも9728個のCUDAコアを持つAD103 GPUと256bitバスで16GBのメモリが搭載されると予想される。

Kopite7kimi氏の情報が頻繁に変更される事で、一体どれが本当なのだろうかと思われるだろうが、NVIDIAは発売前にスペックを頻繁に変更することが業界内では知られている。これらのカードの中には、リークされたロードマップに登場するもの(RTX 3070 Ti 16GB、RTX 3080 20GBなど)、後にキャンセルされたり延期されたりするものもある。(RTX 3090 Ti、GTX 1630)

と言う事で、これらの情報が実際の情報に基づいている可能性は非常に高い。しかし、これらのスペックが最終的なものであるはまだ言い切れないため、実際の発売までもう少し待つ必要がありそうだ。

RTX 4090 Ti / TitanRTX 4090RTX 4080RTX 4070
アーキテクチャAda(TSMC N4)Ada(TSMC N4)Ada(TSMC N4)Ada(TSMC N4)
GPUAD102-400AD102-300AD103AD104-400
ボード番号PG137-SKU0PG137 / 139-SKU330TBCPG141-SKU341
Streaming Multiprocessors(SMs)1421287660
CUDAコア181761638497287680
ベースクロック2235 MHz
ブーストクロック2520 MHz
メモリ48GB G6X24 GB G6X16GB G6X10 GB G6
メモリバス幅384 bit384 bit256 bit192 bit
メモリクロック24 Gbps23 Gbps?23 Gbps21 Gbps
TDP800W450W340W300W
発売日確認中2022年10月2023年2023年

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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