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Appleが純正マップアプリで来年から広告を表示するようになるとのうわさ

AppleがiPhoneだけで儲けていると思ったら、それはもう遙か過去の話だ。同社は既に広告ビジネスの分野でも、現在、年間約40億ドルの収益を上げており、将来的には年間100億ドルに達する目標を定めている。その目標を達成するために、純正アプリの「マップ」は来年から広告を表示し始めるとの噂だ。そして、広告はより巧妙な方法で統合されると予想されている。

Appleはユーザーエクスペリエンスを重視しているため、「マップ」上の広告は、多くのウェブサイトやアプリが表示するような従来のバナースタイルでは表示されない可能性が高い。その代わり、それらの広告は有料検索結果の一部となる見込みだ。BloombergのMark Gurman氏は、Power Onのニュースレターで、将来的に広告を開始するための作業が始まっていると報告している。

「私は、Apple Mapsアプリで検索広告を開始するためのエンジニアリング作業がすでに進行中であり、来年のいつかには実装され始めると信じている」と、Gurman氏は彼の “Power On “の購読者限定バージョンに書いている。

MacRumors

この広告とは、MacRumorsが指摘するように、例えばユーザーがポテトやハンバーガーといったファストフードに関連するものを検索した際に、ファストフードチェーンがAppleにお金を払って結果の上位に表示されるような形になるのではないだろうか。Google検索で、検索結果上位に広告が表示されるような形だろう。Appleマップの競合であるGoogleマップはすでにこのような機能を提供している。

現在、AppleのApp Storeでは広告が表示されるようになっており、アプリ開発者には、関連キーワードでプログラムを検索するユーザーに対して自社のアプリを宣伝する方法が与えられている。また、Appleは、App Storeの「Today」セクションや、アプリ一覧のにある「あなたにおすすめ」のセクションに広告を掲載し始める計画も持っているようだ。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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