Apple Carの開発に元ランボルギーニの幹部が参加

masapoco
投稿日
2022年7月29日 5:18
aventador image

Appleは、開発が噂されている「Apple Car」のデザイン開発を推し進めるために、Lamborghiniの元幹部を採用したようだ。一時は中断されていたと言われていたこのプロジェクトを、同社がまだ進めていることを示している。

Bloombergによると、AppleはLamborghiniでおよそ20年、車体開発を監督していたベテランのLuigi Taraborrelli氏を採用したとのことだ。

Taraborrelli氏はLamborghiniに在籍中、UrusHuracanAventadorなどの主要なモデルや、Huracan Sterrato、コンセプトカー「Asterion」の開発に携わっていた。

彼はシャシーの開発だけでなく、ハンドリング、サスペンション、ステアリング、ブレーキ、リムなど、車両のダイナミクスの分野も総合的に監督していた。

Apple Carは、Project Titanというコードネームで、開発されてきたと言われている。日本でも2015年に横浜テクノロジーセンター(YTC)が設立された当時は、「Apple Car開発のための研究が行われるのだ」とうわさされたこともあるほど、その歴史は実はかなり長い。しかし、Appleの自動車チームは、現在までに様々な困難を経験しているようだ。

技術の発展に伴って、Apple Carは、それ自体も変化してきている。開発当初は、Appleは本格的な自動車を製造したいと考えていたが、そこから車両自体ではなく、自律走行システムとしての形で他社に供給する形での開発に移行していたようだ。だが、最近の報道を見る限り、自社で量産車を作る方向に再び軌道修正をしているようだ。

最新の情報によると、「Apple Car」は完全な電気自動車で、運転手のいない車になると言われている。そしてこの車にはハンドルがなく、代わりに内向きの4つの座席があることがうわさされている。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • photohics
    次の記事

    AMDがフォトニクスコンピューティングについての特許を申請

    2022年7月29日 6:49
  • 前の記事

    NVIDIA CEOが、8月9日に開催されるSIGGRAPH 2022で特別講演を実施

    2022年7月29日 4:47
    89af1b14fa71035e0a7385f6da9887bc
この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • Apple M3 chip series architecture 231030

    AppleのM3 MaxチップからのUltraFusionインターコネクト削除は新たな巨大チップ登場の前兆か?

  • magsafe charger

    iOS 17.4のアップデートによりiPhone 12がQi2での高速ワイヤレス充電に対応へ

  • apple iphone 5g

    Apple、未発表のアプリやVision Proに関する情報をリークした疑いで元従業員を提訴

  • Apple iPad Pro Magic Keyboard M2 hero 2up 221018

    新型iPad ProとiPad Airは5月初旬の発売になる可能性が報じられる

  • TSMC FAB18

    TSMCの3nmノードが急成長、2024年は収益の20%以上を占める可能性

今読まれている記事