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Apple Carの開発に元ランボルギーニの幹部が参加

Appleは、開発が噂されている「Apple Car」のデザイン開発を推し進めるために、Lamborghiniの元幹部を採用したようだ。一時は中断されていたと言われていたこのプロジェクトを、同社がまだ進めていることを示している。

Bloombergによると、AppleはLamborghiniでおよそ20年、車体開発を監督していたベテランのLuigi Taraborrelli氏を採用したとのことだ。

Taraborrelli氏はLamborghiniに在籍中、UrusHuracanAventadorなどの主要なモデルや、Huracan Sterrato、コンセプトカー「Asterion」の開発に携わっていた。

彼はシャシーの開発だけでなく、ハンドリング、サスペンション、ステアリング、ブレーキ、リムなど、車両のダイナミクスの分野も総合的に監督していた。

Apple Carは、Project Titanというコードネームで、開発されてきたと言われている。日本でも2015年に横浜テクノロジーセンター(YTC)が設立された当時は、「Apple Car開発のための研究が行われるのだ」とうわさされたこともあるほど、その歴史は実はかなり長い。しかし、Appleの自動車チームは、現在までに様々な困難を経験しているようだ。

技術の発展に伴って、Apple Carは、それ自体も変化してきている。開発当初は、Appleは本格的な自動車を製造したいと考えていたが、そこから車両自体ではなく、自律走行システムとしての形で他社に供給する形での開発に移行していたようだ。だが、最近の報道を見る限り、自社で量産車を作る方向に再び軌道修正をしているようだ。

最新の情報によると、「Apple Car」は完全な電気自動車で、運転手のいない車になると言われている。そしてこの車にはハンドルがなく、代わりに内向きの4つの座席があることがうわさされている。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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