Microsoftは、XboxシリーズX|Sコンソールの起動時間を大幅に削減した。この変化に関しては、既に一部のXbox Insiderテストプログラムのメンバーは気付いているようだ。、The Vergeによると、起動時のアニメーションが短縮されたことにより、コールドブートからアクティブまで約5秒で完了するようになったとのこと。
The Verge : Microsoft is speeding up Xbox boot times
ブートアニメーションの変更により起動時間を短縮
Xbox統合マーケティングディレクターのJosh Munsee氏が明らかにしたように、同社は全体の起動時間を短縮するために、より短いブートアニメーションシーケンスを作成した。通常、XboxシリーズX|Sは、このアニメーションの再生に9秒を要していたが、これを5秒にまで短縮している。
しかし、この起動時間の短縮は、MicrosoftがDirect Storage(コンソールとPCの両方で最新のSSDの超高速性能をフルに活用できるように構築されたMicrosoftの技術)に注いできた努力を考慮すると、イントロが短くなったことだけが原因なのか、疑問も残る。
また、この高速化はコールドブートに適用されるもので、その他のゲームの起動などは従来と変化はない。
残念ながら、このファームウェアは現在Xbox Insiderのみに配布されているが、いずれ一般向けに展開される際には、この起動はエナジーセーバーモードに設定されたコンソールのみが対応になるとのことだ。地球環境に配慮したXboxシステムの新しいデフォルト状態であるエナジーセーバーモードは、スタンバイモードの20分の1の電力で、バックグラウンドでのダウンロードやアップデートを実行することが可能となる。