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Intelの次期Core i9-13900KがGeekbenchに登場

Geekbenchオンラインデータベースに、Intel Core i9-13900Kとされるプロセッサを搭載したベンチマークテスト結果が発見された。このフラッグシップの第13世代Coreプロセッサーのサンプルは、24コア、32スレッドで、ベースクロック3.0GHz、5.5GHzで動作し、シングルコアで5.7GHzというクロック周波数を記録したようだ。

上記は、次期フラッグシップCPU「Raptor Lake」を搭載したシステムのスコアを記録したGeekbenchのページからのスクリーンショットだ。上から順にシングルスレッド/マルチスレッドのスコアが2,133/23,701となっているのがわかる。Benchleaksはこのエントリーを見つけ、これが本物の結果であれば、新しいCore i9-13900KはAMDのCPU 5800Xと比較してシングルスレッドで約23%、マルチスレッドテストで120%高速になることを主張している。

結果から考えると、次世代フラッグシップは先代と比較してシングルスレッドテストで約7%、マルチスレッドテストで約37%高速化されていることがわかる。もちろん、i9-13900KはAlder Lakeの先代に比べて効率コアが8個増えており、マルチスレッドテストではそもそも、世代間の差もあるだろう。

今回テストしたプロセッサは、エンジニアリングサンプルだが、これから速度が向上し、全体のパフォーマンスが向上する可能性がある。シングルスレッドの性能が2桁になればいいが、それでも全スレッドの性能アップは見事だろう。

Intel Raptor Lakeは、Intel 700シリーズマザーボードとともに、今年10月に発売される予定だ。AMDもこの秋にZen 4 Ryzen 7000プロセッサでCPUリフレッシュの準備を進めている。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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