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AMD FSR2.0がDying Light 2に対応(ただしMODで)

AMDのアップスケーリングテクノロジー「FSR2.0」は、NVIDIAのDSLL2.0に匹敵する性能を誇り、多くのゲームタイトルが対応を表明している。今回、正式な対応ではないが、人気ゾンビシューティングゲーム「Dying Light 2」にFSR2.0サポートを追加する新しいMODがリリースされた。

Source

GitHub : mnxn/DL2FSR2

このMODの仕組みは簡単で、Dying Light 2が元々対応していたNVIDIAのDLSSをFSR 2.0に置き換えるといったものだ。もちろん、FSR 2.0はこのゲームに最適化されていないため、問題が発生することは予想される。

正確には、”mnxn “がリリースしたMODは、実際にはCyberpunk 2077のFSR 2.0適用MODをフォークしたものとのことだ。どちらのMODもインストール方法は似ていて、DLSSに依存しているため、基本的にゲームメニューでもFSR2ではなくDLSSが表示される。

Wccftechが公開した比較スクリーンショットでは、ウルトラ品質でのFSR 1.0が72FPS、パフォーマンスモードでのFSR 2.0が85FPSで動作していることが示されている。FSR 2.0はより低い解像度でレンダリングしているにもかかわらず、より美しいグラフィックとパフォーマンスを発揮している。

ただ、Dying Light 2にはマルチプレイがあるため、ファイルの検証プロセスを経る可能性があることを忘れてはならない。このゲームにはチート対策ソフトは搭載されていないとされているが、それでもゲームファイルを差し替える際には注意が必要だ。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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