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PUBGのデベロッパが「超現実的な」ヴァーチャルヒューマンを「ANA」を披露

PUBGのデベロッパ・KRAFTONが2022年6月13日、ヴァーチャルヒューマン「ANA」のティザーイメージを公開した。これは本格的なWeb 3.0(ブロックチェーン技術を基盤とする分散型Web)エコシステムに役立つという。

ANAという名の「ヴァーチャル・ヒューマン」は、Unreal Engineをベースとすると、KRAFTONのハイパーリアリズム制作技術を活用して制作された。

KRAFTONは過去にNFTやブロックチェーンに関わっていくことを示唆していたが、この「ANA」がメタバースやWeb3という緩やかな定義のビジョンにどう適合していくかは、正確にはわからない。KRAFTONのクリエイティブセンター長であるジョシュ・ソクジン・シンは、声明の中で、「我々は、彼女が世界中のZ世代の関心と人気を集めることを期待しています」と述べている。そして「ANAはオリジナルの音楽トラックをリリースし、インフルエンサーとしての活動範囲をエンターテイメントやe-sportsの様々な分野に広げていく予定です。」とのことだ。

最高レベルのFace Rigging(アニメーション)技術で、瞳孔の動き、細かい顔の筋肉、しわまで繊細に表現し、体全体にもRiggingを適用しているため、柔らかな関節の動作が可能になっているという。さらにANAは、高度な音声合成(Voice Synthesis)のディープラーニング技術で、まるで人間のように自然に演じて歌える固有の声(AI Voice)を持つとのことだ。

KRAFTONは、「ユニークなストーリー展開」を含むANAの詳細について、年内に発表する予定だという。もしかしたら、彼女は壮大なファンタジー大作に登場するかもしれない。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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