Microsoftは、最近Xbox Game Passにファミリープランを導入する様子を見せるなど、ゲームサブスクリプションサービスに力を入れている。もちろん、Xboxなどのコンソール機にも力を入れているが、同社が最近力を入れているのは、クラウドゲームストリーミングサービスと言われており、今回その動きを加速させる話が浮上した。今後1年以内に「Xboxストリーミングデバイス」を発売する可能性があるとの事だ。
- GameBeatによると、今後12か月以内に最初のXboxストリーミングデバイスが発売されるとのこと。
- Xboxストリーミングデバイスでは、コンソール機を必要とせずにテレビでXbox Game Passのゲームがプレイできる。
- ただし、この製品に関しては、1年前にも「1年以内に発売される」との発言がなされており、発売時期については不確定だ。
GamesBeatの報告によると、Microsoftは「今後12か月以内に」最初のXboxストリーミングデバイスをリリースする予定とのことだ。ちなみに、Microsoftは1年ほど前に、Xboxストリーミングデバイスの存在について発言を行っていた。
GameBeatによると、このXboxストリーミングデバイスには「パック」フォームファクターが含まれるとのことだ。これは、GoogleのChromecastまたはAmazonのFireTVと同様のストリーミングデバイスのようだ。このデバイスは、主にXbox Game Pass Ultimateからのストリーミングゲームを再生することに特化しているが、映画やテレビのストリーミングサービスもサポートしているとのこと。
このデバイスがリリースされれば、「xCloud」としても知られるXbox Game Streamingが、Microsoftのコンソール機を使うことなく、テレビでプレイすることが出来る様になるだろう。
GameBeatはまた、MicrosoftがSamsungと協力して、Xboxアプリを同社のTizen搭載テレビに導入していると述べている。Google StadiaとNvidia GeForceNowも、今年初めにSamsungアプリを発表している事から、Xboxのアプリも今後12か月以内に明らかになるだろう。
ただし、発売の時期については、1年以上前、MicrosoftのPhil Spencer氏が、この製品は「今後12か月以内にリリースされる予定」であり、「それを妨げるものは何もないと考えている」と述べていたことから、あまりあてにならない可能性もあることも念頭に置いておいた方が良いだろう。