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M1 Ultraのベンチマークが登場 現在最高性能の28コア MacProを上回る

Appleがスペシャルイベントにて発表したばかりの「Mac Studio」及び「M1 Ultra」チップだが、早速ベンチマークがリークされた。それによると、最高級のMacProをしのぐ驚きの性能を発揮することが判明した。

Source

Geekbench Browser : Geekbench 5 Score Mac 13,2

Mac 13,2と名付けられた、20コアのM1 Ultraを搭載したMac StudioのベンチマークがGeekbenchに登場している。これによると、シングルコアが1793点マルチコアが24055点というスコアを獲得している。

一方、28コアのIntel Xeon Wチップを搭載した最上位のMac Proは、シングルコアが1075、マルチコアが20799なので、このベンチマーク比較では、マルチコア性能に関してM1 Ultraが20%高速であることが分かった。実際にMac ProとMac StudioをGeekbench Browserで比較してみた結果は以下の通り。シングルコア性能に関しては、M1 Ultraは28コアのIntel Mac Proよりも56パーセント高速となっている

Appleは、CPU性能に関して、M1 Ultraは28コアのMac Proよりも最大60%高速だと、イベントでは述べていたが、この値はシングルコアの性能差について言及しているのだろう。これは実際の製品版とは違う可能性もあるので、実際の性能に関しては3月18日以降に実際に製品版が確認できた後に改めて行われるベンチマークを参照する必要がある。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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