あなたの好奇心を刺激する、テックと科学の総合ニュースサイト

Sony 約40万円の超高級ウォークマン新型を発表

2022年2月9日、Sonyは同社のフラグシップオーディオシリーズ「Signature Series」から、新型ウォークマン「NW-WM1ZM2」と「NW-WM1AM2」を発表しました。

発売は、2022年3月25日の予定です。

市場推定価格はNW-WM1ZM2が税込で約40万円前後、NW-WM1AM2が税込で約16万円前後と、超高級ウォークマンとなっています。

主な特徴

NW-WM1ZM2

NW-WM1ZM2
NW-WM1ZM2

「NW-WM1ZM2」は、筐体に従来機種「NW-WM1Z」比で不純物を約1/4に減少させた、純度約99.99%の総削り出し無酸素銅シャーシを採用しており、無酸素銅の純度向上による抵抗値のさらなる低減により、伸びのある澄んだ高音や、クリアでより力強い低音域を実現しています。

『NW-WM1ZM2』の内部構造
『NW-WM1ZM2』の内部構造

内蔵ストレージ容量は256GBです。

NW-WM1AM2

NW-WM1AM2
NW-WM1AM2

「NW-WM1AM2」は、筐体に総削り出しアルミシャーシを採用したモデルです。リアカバーの素材にも一体型のアルミを採用することで低インピーダンス化と高剛性を両立したほか、伸びと透明感のある音質を実現しています。

こちらは内蔵ストレージ容量128GBと、差別化が図られています。

共通する特徴

両機種ともにフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM(最大384kHz/32bit)のハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)音源の再生に対応します。

また、JEITA統一規格であるφ4.4mmのヘッドホンバランス端子を搭載しています。

4芯編み構造の太いケーブル
4芯編み構造の太いケーブル

すべての接合部に高音質はんだを採用し、加えて、オーディオブロックの電源のバイパスコンデンサー全てにFTCAP3(新開発高分子コンデンサー)を搭載するなど電源を強化し、高音質を徹底追求しています。

FTCAP3(新開発高分子コンデンサー)
FTCAP3(新開発高分子コンデンサー)

また、新たにAndroid を搭載し、Wi-Fi接続にも対応することでストリーミング再生も可能なほか、全てのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換する「DSDリマスタリングエンジン」も新搭載しています。

さらに、5.0インチの大型ディスプレイ搭載やUSB Type-Cケーブルの対応により、高い操作性や利便性を実現しています。

なお、本商品の包装は個装パッケージのプラスチック使用量ゼロを実現しています。

パッケージイメージ
パッケージイメージ

40万円のウォークマンということで、ちょっと持ち出すのが怖くなりそうですが、試す機会があったらどれだけ音質が違うのか試してみたくなるような製品ですね。

Source: Sony

Follow Me !

この記事が気に入ったら是非フォローを!

Share!!

スポンサーリンク

執筆者
Photo of author

masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

記事一覧を見る

コメントする

CAPTCHA