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Samsung タブレット 「Galaxy Tab S8シリーズ」を発表。14.6インチ120Hzモデルも展開

韓国Samsungは、Androidタブレットの新機種「Galaxy Tab S8シリーズ」の3モデルを海外で発表しました。アメリカ、ヨーロッパ、韓国等の一部地域にて、2022年2月25日から発売するということです。

Samsungがオンライン上で行った、「Galaxy UNPACKED 2022」イベントにて、Galaxy S22シリーズと共に発表されました。14.6型「Galaxy Tab S8 Ultra」、12.4型「Galaxy Tab S8+」、11型「Galaxy Tab S8」の3機種がラインナップされています。

Galaxy Tab S8シリーズ

シリーズに共通する要素としては、4nmプロセス製造のオクタコアプロセッサを搭載し、ゲームやストリーミング視聴、マルチタスクなど様々な作業をスムーズにこなせるとしています。また、ストレージは内蔵(128/256/512GB)に加えて、最大1TBまでのmicroSDカードにも対応しています。

Galaxy Tab S8 Ultra

「Galaxy Tab S8 Ultra」はGalaxy Tab S8シリーズのフラグシップモデルとなります。ボディーカラーはGraphite(グラファイト)のみの展開です。モバイル通信非対応の「Wi-Fiモデル」と、モバイル通信に対応する「5Gモデル」がラインナップされています。

搭載されるプロセッサは、発売される地域によってQualcomm製の「Snapdragon 8 Gen 1」またはSamsung自社開発の「Exynos 2200」のどちらかを搭載。メインメモリの容量は3種類(8GB、12GB、16GB)、内蔵ストレージの容量も3種類(128GB、256GB、512GB)が用意されており、発売される地域の状況によって9種類の組み合わせのどれかを発売することになる様子。microSDXCメモリーカードスロットもあり、最大1TBのmicroSDXCを追加可能です。

ディスプレイは14.6型のSuper AMOLED(有機EL)で、解像度は2960×1848ピクセル、最大リフレッシュレートは120Hzとなっています。インカメラの周辺部には小さな切り欠き(ノッチ)が設けられています。また、ディスプレイ内蔵の指紋センサーが搭載されています。

アウトカメラは「広角(約1300万画素センサー)」と「超広角(約600万画素)」のデュアル構成、インカメラも「広角(約1200万画素センサー)」と「超広角(約1200万画素センサー)」のデュアル構成となっています。

スピーカーはAKGの監修を受けたもので4基構成。Dolby Atmosによるサラウンド再生にも対応しています。

モバイル通信以外のワイヤレス通信は、Wi-Fi 6E(6GHz帯に対応するIEEE 802.11ac)とBluetooth 5.2に対応。ただし、6GHz帯での通信は一部の国/地域でのみ対応となっています(6GHz帯の利用が認められない国/地域では2.4GHz/5GHz帯で通信可能)。バッテリー容量は1万1200mAhで、USB PD(Power Delivery)による急速充電にも対応(最大45W)。USB Type-Cケーブルを介してスマートフォンに給電することも可能となっています。

ボディーサイズは約326.4(幅)×208.6(高さ)×5.5(厚さ)mmで、重量は726g(Wi-Fiモデル)または728g(5Gモデル)。OSはAndroid 12をプリインストールします。

Galaxy Tab S8/S8+

「Galaxy Tab S8」はGalaxy Tab S8シリーズのメインストリームモデルとして設定されています。「Galaxy Tab S8+」はそれに対して大画面モデルとなっています。どちらもS8 Ultraと同様に「Wi-Fiモデル」と「5Gモデル」が用意されており、カラー展開はGraphite(グラファイト)、Silver(シルバー)、Pink Gold(ピンクゴールド)の3色から選べるようになっています。

Galaxy Tab S8とGalaxy Tab S8+では、ディスプレイのサイズと解像度、指紋センサーの方式、バッテリー容量の3点のみ差がつけられていますが、その他の仕様は共通しています。

プロセッサは、こちらも地域によってSnapdragon 8 Gen 1またはExynos 2200で、メインメモリの容量は2種類(8GB、12GB)、内蔵ストレージの容量は2種類(128GB、256GB)が設定されています。発売する地域によって4種類の組み合わせのいずれかで発売されるようです。microSDXCメモリーカードスロットも搭載しており、最大1TBのmicroSDXCを追加できます。

ディスプレイは、S8が11型のLTPS液晶(解像度は2560×1600ピクセル)、S8+が12.4型のSuper AMOLED(解像度は2800×1752ピクセル)となっています。いずれも最大リフレッシュレートは120Hzです。指紋センサーは、S8が側面に、S8+が画面内に搭載されています。

アウトカメラはS8 Ultraと同一スペックですが、インカメラは超広角(約1200万画素センサー)のシングル構成となっています。スピーカーの構成はS8 Ultraと同様です。

モバイル通信以外のワイヤレス通信は、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応。ただしこちらも、6GHz帯での通信は一部の国/地域でのみ対応です(6GHz帯の利用が認められない国/地域では2.4GHz/5GHz帯で通信可能)。バッテリー容量はS8が8000mAh、S8+が10,090mAhで、USB PD(Power Delivery)による急速充電にも対応(最大45W)。USB Type-Cケーブルを使ってスマートフォンに給電することも可能となっています。

ボディーサイズと重量は以下の通りです。

  • Galaxy Tab S8
    • サイズ:約253.8(幅)×165.3(高さ)×6.3(厚さ)mm
    • 重量:約503g(Wi-Fiモデル)または507g(5Gモデル)
  • Galaxy Tab S8+
    • サイズ:約285(幅)×185(高さ)×5.7(厚さ)mm
    • 重量:約567g(Wi-Fiモデル)または572g(5Gモデル)

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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